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リスニングに苦手意識がある人向けのおすすめの学習方法

今回は当塾の講師の一人、西村美花先生のブログです。

リスニングが苦手な方の参考になれば幸甚です。

 

 

今回の記事ではリスニングの対策、おすすめの勉強方法について自身の体験に基づいて記述していきたいと思います。

私は4分野の中でリスニングに特に苦手意識がありました。その時に行って効果があった学習方法を挙げていきますので特にリスニングで苦戦している、苦手意識がある方に見てもらえたら幸いです。

 

①   15/30を目指して

まずリスニングの学習を始めるにあたりどのような心構え、姿勢で取り組んでいけばいいかを説明してきたいと思います。

短文穴埋めや英作文は単語、熟語や書き方を覚えれば覚えた分だけ解けるようになるので比較的すぐにわかりやすく結果に反映される印象を受けます。

しかしリスニングは今まで全く聞き取れなかった長文が突然聞き取れるようになるなど劇的な変化は実感しづらい面があります。そこに至るまで様々な試行錯誤をしていく必要がありますし0から100の状態にすぐに持っていこうとすると途中で伸び悩びを感じモチベ―ションの低下が生まれてしまいます。特にリスニングに苦手意識がある方は短期間で結果を求めたり、最初から高得点を狙ってハードルを高くするより、まずは合格するにあたって最低限はとっておきたい30問中15問の半分の正答数を目指して取り組んでいってもらいたいです。

またリスニング以外の分野である程度点が取れる方は苦手を完全に克服するよりも得意分野を伸ばして苦手分野をカバーするのも一つの手です。リーディング、ライティングで安定して高得点を維持できていれば、リスニングが15~20問程度の正解でも合格できる可能性は十分にあります。

 

②   欠かさずにやっていた学習方法

私がリスニングの苦手意識を克服するにあたって欠かさずにやってきた学習方法を紹介していきたいと思います。

 

(1)   問題文の音声を聞き取れるようになるまで繰り返し聴く

・聞き取れなかった箇所は特に集中的に何度も聴く

・わからない単語の発音はその都度調べて声に出して読み、定着させる、

 

 

(2)会話文、説明文を最初から最後まで音読する

・詰まることなくスムーズに読めるようになるまで徹底的に練習する

 

歌詞を知らない状態で洋楽やK-POPを聞くとほとんど何を言ってるのかわからない

歌詞を確認しながらきいてみる→何度もループ再生、真似して口ずさむ→耳が慣れる、歌い慣れる→いつのまにか歌詞が隅々まで自然に聞き取れる、リズム、スピードに合わせて完璧に歌うことができるように

リスニングの学習も同じで、自分の好きな曲を飽きるまでとことん聴いて歌うような意識で取り組むのがおすすめです。

 

(3)シャドーイングをする

シャドーイングとは…英語の音声を文章は一切見ずに1、2語遅れて復唱をする学習方法。

・最初は英文を見ながらや、短い文章からのスタートでもOK。

シャドーイングが個人的に一番効果があった学習法です。

 

 

(4)過去問やリスニング専門の問題集を使用し本番を想定した模試に取りくむ

 

☆模試をやる上でのポイント

・テンポよく回答する(迷っているとすぐに次の問題が始まってしまい置いてかれる) 

正解できる問題を落とさないためには…わからない問題は潔く捨ててどれかにマークをし、次の問題に意識を向ける

・選択肢の先読みをすること、言い換え表現に慣れる

・現時点での得意、苦手なパートを正確に把握し、苦手なパートを集中的に解いていく

以上になります。参考になれば幸いです。

 

 

 

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